炭焼処 宮崎よかばん | 炭火が紡ぐ宮崎の味と温もりある用賀の居酒屋

炭火で仕上げる宮崎の定番と創作の一皿

もも焼きを目当てに足を運ぶ常連が多い、と聞いて納得するほど、炭焼処 宮崎よかばんの看板メニューは存在感がある。焼き鳥とは別物で、鶏もも肉を豪快に炎であぶり上げる調理法は宮崎ならではのもの。外側に炭の香ばしさをまとわせつつ、中には肉汁がたっぷり閉じ込められている。噛んだ瞬間に脂の甘みが広がり、ビールでも焼酎でも杯が止まらなくなる一品だ。

チキン南蛮にはしば漬け入りのピンク色のタルタルソースが添えられ、見た目の華やかさもあって女性客の注文率が高いという声が目立つ。ささみや砂肝から選べる鳥刺し、味の染みた大根をカリッと揚げたから揚げなど、素材の旨味を前面に出したメニューが並ぶ。炭火焼きの海鮮や店主による創作料理も日替わりで登場するため、何度来ても飽きにくい構成になっている。炙りしめ鯖は客の目の前でバーナーを使い、表面の脂がじゅわっと溶け出す瞬間まで楽しめる演出付き。

九州の芋焼酎をとことん味わう夜

宮崎限定の「木挽」はキレのある甘味とすっきりした口当たりで、脂ののった料理との相性が抜群に良い。長年宮崎で親しまれてきた「本霧島」、入手が難しいプレミアム銘柄「伊佐美」など、九州産の芋焼酎を種類豊富にそろえている。店主が銘柄ごとの個性を把握しているため、好みを伝えればその場で一杯を選んでくれる。ハイボールやカクテルといった焼酎以外のラインナップも充実しており、焼酎が苦手な同行者がいても困らない。

個人的には、カウンターに座って店主と焼酎の話をしながら飲む時間がこの店の醍醐味だと感じた。銘柄の背景や蔵元のエピソードを聞きながら飲むと、同じ一杯でも味の印象が変わってくる。焼酎初心者にも気さくに説明してくれるので、構えずに「おすすめで」と頼んでみるのも手だろう。

「いい夜」を名前に背負う店のスタンス

「よかばん」は九州の方言で「いい夜」を意味し、店長の信樂龍一郎氏がその名の通りの時間を客と一緒につくりたいという思いで営業している。スタッフと客が名前で呼び合うような距離感を目指しており、初来店でもカウンターに座ればすぐ会話が始まる雰囲気がある。趣味のバイクさながらアクセル全開で接客する店長の姿勢が、店内の空気をにぎやかに保っている。古い建物の骨格を活かしながら照明で落ち着きを演出した内装は、どこか懐かしい古民家の空気感を残す。

「一人で来ても気まずくならない」「つい長居してしまう」という声をSNS上でもよく見かける。20代から幅広い年齢層が利用しており、一人飲み、友人同士の集まり、忘年会や女子会といった場面を問わず使われている。全席喫煙可という点は愛煙家にとって見逃せない情報だろう。通常は単品注文が基本だが、相談すれば5,000円(税込)の食べ飲み放題コースにも対応してくれる。

用賀駅そばで気軽に宮崎の夜を

東急田園都市線・用賀駅から徒歩約5分、世田谷区用賀4丁目13-12の1階に店を構えている。営業は18時から24時まで、定休日は不定休で、支払いは現金とクレジットカードに対応。予約は電話(03-6411-7767)や食べログから可能だが、ふらりと立ち寄っても席が空いていればすぐ案内してもらえる。お通し代は一人500円(税込)。

テイクアウトにも対応しており、炭火で仕上げたもも焼きやチキン南蛮を自宅で食べられるのは嬉しい。「仕事帰りにちょっとだけ食べて帰りたい」というちょい飲み利用者も多いと聞く。持ち帰りで味を知ってから店内デビューする流れも珍しくないようだ。カウンター席とテーブル席があり、希望がある場合は予約時に伝えておくとスムーズに案内される。

用賀駅 居酒屋

ビジネス名
炭焼処 宮崎よかばん
住所
〒158-0097
東京都世田谷区用賀4丁目13−12 1F
アクセス
用賀駅から徒歩約5分
TEL
03-6411-7767
FAX
営業時間
18:00~00:00
定休日
不定休
URL
https://miyazakiyokaban-yoga.com